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十和田湖のマスとワカサギ

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写真の整理をしていたら、昨年の冬に訪れた十和田湖の写真があった。

とても寒かったけれど、美しい景色に魅了された。

今年も一度は訪れたいと思っているが、ウミアメくんが釣れてくれないといけないと思う。(笑)


 
十和田湖は湖沼型から言えば貧栄養湖に属し、栄養塩類濃度が低いため、生物生産活動があまり活発ではなく、プランクトンは比較的に少ない・・・プランクトンが少ないという事は魚も少ないという事だろう。

この他、貧栄養湖は野尻湖、西湖も属すそうだ。

十和田湖には、ヒメマス、サクラ鱒、イワナ、ワカサギ、鯉、フナ、ドジョウ、イトヨ、イバラトミヨ、ヌマチチブ、ウキゴリ、ジュズカケハゼなどの魚が生息し、鱒の餌にはプランクトン、昆虫、ワカサギ、その他の小魚が餌になっているだろう。

ヒメマスは別として、サクラ鱒やイワナにはワカサギの存在は生きるために必要な糧となっているのは確かな事だと思う。

十和田湖のワカサギの産卵は4月から7月に行うらしく、その年によって産卵時期は異なる。

岸から釣りをするフライフィッシャーにとって、ワカサギの接岸はとても重要になってくるだろう。

1年のうちで一番のチャンスは、このワカサギの産卵時期なのだが、この時期、十和田湖でサクラマスを釣る事の出来る期間は、6月1日~6月20までと短い。ちなみにヒメマスは10月1日~翌年6月20日までだそうだが、今年の遊漁期間はどうか?詳しくは漁協で聞いた方がいいだろう。

この時期のサクラマスの実績は、一昨年ルアーの人が釣った情報では、60オーバーと50オーバーと良い型が釣れている。ほかにイワナの情報もある。

やはり回遊場所を知り、ワカサギの集まる場所を把握してると、魚との出会いのチャンスは多くなると思う。


最後に、面白い文献を見つけた。


2002年に研究報告されたものだろうと思う。


外来魚問題
 外来種(alien species)とは、過去あるいは現在の自然分布域外に導入(人為によって直接的・間接的に自然分布域外に移動させること)された種、亜種、あるいはそれ以下の分類群を指し、生存し繁殖することができるあらゆる器官、配偶子、種子、卵、無性的繁殖子を含むものをいい、外来種はその起源によって国外外来種と国内外来種に分けられる。

 近年・外来種問題が大きく取り上げられるようになってきたのは、「国外または国内の他地域から・野生生物の本来の移動能力を越えて、人為によって意図的・非意図的に導入された種である移入種(外来種)が、地域固有の生物相や生態系に対する大きな脅威」10)となってきているからである。

 これら移入種(外来種)は、魚類においては「外来魚」と呼ばれ、特に、オオクチバス、ブルーギル、コクチバスなどの外国産外来魚は、在来魚に対する影響や漁業被害と関連して取り上げられる機会が多い。

このような観点から、現在、十和田湖に生息している魚類について考えてみよう。

結論から言えば、十和田湖に生息している魚種はすべて外来魚ということになる。すなわち、魚類が生息していなかった十和田湖に現在生息が認められている魚種は、すべて意図的あるいは非意図的に人間が移動させたものであると推察される。

 しかし、これら外来魚の導入の目的、経緯や時期について不明なものが多いことも特徴の一つとしてあげられる。また、導入(放流)後、湖内で天然繁殖しなかったと考えられる魚種も少なくない。

さらに、最近になってオオクチバスやブラウントラウトなど、他水域で在来魚に大きな影響を与えているとして駆除などが行われている魚種が湖内で確認され、地元では危機感を募らせているのも事実である。

 一方、ここで留意しなくてはいけないことは、外来魚だからすべて問題であるということではなく、ヒメマスのように地元の漁業や観光などの地場産業と密接な関わりを持ち、地元にとってきわめて重要な魚種も存在しているということである。

 現在、十和田湖に生息しているヒメマスは、ほぼそのすべてが十和田湖増殖漁協による増殖(人工種苗生産、放流)に由来している。すなわち、魚類が生息していなかった十和田湖において意図的にヒメマスを導入し、漁業権を有してヒメマスを管理している同漁協にとって、ヒメマスの生息に影響を与える(与える可能性のある)魚種は排除の対象となるのは当然のことである。

 実際、ワカサギは同漁協の漁業権の内容魚種とはなっていないが、ヒメマス資源に大きな影響を与えることから積極的に駆除を行っている。同様に、オオクチバス、コクチバス、ブルーギルなどヒメマス資源に影響を与える可能性のある魚種については、今後とも湖内に放流されないよう注意する必要がある。

(日本財団図書館 湖沼環境の基盤情報整備事業報告書-豊かな自然環境を次世代に引き継ぐために- 十和田湖)




最近の十和田湖の観光はどうだろう?

寂しく廃屋になっているホテルや旅館が沢山ある。

僕が子供の頃はもっともっと賑やかで、活気があった・・・。

時代が時代だから・・・?

沢山の観光資源を持ちながら、それを活かしきれていないのでは?と思う。

それでも頑張ってるところもあって・・・

十和田湖冬物語2013が2月1日(金)~24日(日)まで開催される。

昨年訪れてとても楽しかった・・・また行きたいと思う。




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Commented by ミスター at 2013-01-28 11:19 x
釣れないからもう来ないと毎回嘆きながら。湖の釣りは苦手だ嫌いだと言い春には支笏湖に毎年2〜3度足を運んでます(笑)
支笏湖にも姫鱒が居ますが岸から釣れる事がないのは何故?秋は川ばかりで行かないからか(笑) 湖の釣りも深いねぇー。
Commented by private-north at 2013-01-28 19:16
北海道は良い湖が沢山ありますね。羨ましいです。
ミスターは本流派だから湖はなかなか行かないもんね。湖の釣りは通わないといい思いはできないと思います。どこもそうか?^^;
by private-north | 2013-01-27 02:53 | Others | Comments(2)