ハックルスタッカー
2016年 11月 29日
先日Oさんが来て、店に積んである昔のフライの本を取り出して何やら調べはじめた。
聞けばフライタイイングで確認したい事があるらしい。
横から覗いてみると、ハックルスタッカーと言うフライを見ていた。
昔はよく使っていたが、ふと思い出して再度巻きたくなったらしいのである。
ちなみにこのフライはボブ・クイッグリーさんが考案したフライだそうです。
自分は80年代からフライフィッシングをしているが、全く知らないフライだった・・・
結構有名なフライらしいのだが・・・まだまだ未熟だなと反省してます。
そこで自分でも巻いてみた。
パラシュートを巻く要領で巻いていくが、最後にハックルを全てソラックスの上に持ってくるので、
ポストは長めにした。(テールにした素材をそのままポストにしてもいいらしいが、今回はテールに
ムースホックを使った。ポストにするには細すぎるので、少なめのエアロドライを跡付けした。)
ポストにハックルを巻く際に、上からこのようにポストが引っ張ってあると非常に巻きやすい。
パラシュートツールと言うが、今まで使った事がなかった。
普通のパラシュートではポストが太いので、ツールが無くても大丈夫だったが、
今回のフライではポストは細いので、このツールは便利極まりない。
ポストが細い方がいい訳は後ほど・・・。
パラシュートツールと言うが、今まで使った事がなかった。
普通のパラシュートではポストが太いので、ツールが無くても大丈夫だったが、
今回のフライではポストは細いので、このツールは便利極まりない。
ポストが細い方がいい訳は後ほど・・・。
ポストにハックルが巻き上がったら、ポストをソラックスの上を這わせ、アイ側に持ってきて留める。
最後はソラックスカラーのファーをスレッドに少し撚り付けて、ヘッドにする。
このときに、ポストが細い方が綺麗に収まるのである。
仕上げはこんな感じ。
今回はオオマダラカゲロウのダンにした。
この辺の川での釣りにはかなり重要なカゲロウ。
ボディは少し赤みがかった感じ・・・本物のオオマダラの少し太めのボディは魅力を感じるね。
昨年はこやつのハッチに出合い、凄く良い釣りをした事があった。
フィッシュアイを使った水中からの見え方。
浮力は自分なりに検証してみたが、パラシュートパターンとさほど変わりは無いように思えた。
ボディ素材にファーよりもクイル素材を使った方が水分を吸収しなくていいが、細身のボディになってしまう。
浮力は自分なりに検証してみたが、パラシュートパターンとさほど変わりは無いように思えた。
ボディ素材にファーよりもクイル素材を使った方が水分を吸収しなくていいが、細身のボディになってしまう。
リアルさを取るか、浮力をとるか?
来シーズンはハックルスタッカーを使って釣りをしようと思う。
吉とでるか凶とでるか・・・
とりあえず解禁まで3ヶ月です。
Oさんが作ってくれたタイイングの台。
テーブルの上にバイスをそのまま置いてタイイングすると、目線がかなり下になり姿勢が非常に悪くなり疲れやすくなる。
タイイングする場合、フライとの目線は水平より少し下がる位が姿勢も悪くなりにくい。
こんな台があればかなり楽になる・・・おまけにパラシュートツールも付けてくれた。
杉の丸太をチェーンソウで形造り、火で炙って仕上げたそうです。
Oさんありがとうございました。
来シーズンはハックルスタッカーを使って釣りをしようと思う。
吉とでるか凶とでるか・・・
とりあえず解禁まで3ヶ月です。
テーブルの上にバイスをそのまま置いてタイイングすると、目線がかなり下になり姿勢が非常に悪くなり疲れやすくなる。
タイイングする場合、フライとの目線は水平より少し下がる位が姿勢も悪くなりにくい。
こんな台があればかなり楽になる・・・おまけにパラシュートツールも付けてくれた。
杉の丸太をチェーンソウで形造り、火で炙って仕上げたそうです。
Oさんありがとうございました。
お知らせ・・・12月4日(日曜日)毎度お越し頂いていますフライマテリアルのスイートフィッシュさんの即売会を行います。
時間は2時位からになります。宜しくお願いします。
Private North
P.n Caf’e
by private-north
| 2016-11-29 17:46
| Flies
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